こんにちは!チェンバロの西野晟一朗です。
今週末のエクラタン演奏会に向けてリハーサル開始しています!
今回の演奏会の聴きどころ、個人的に楽しみなことなどを書いていこうと思います。
「バロックの呼吸!ドイツ生まれの三本柱」と題した今回の演奏会では、後期バロックの巨匠、テレマン、バッハ、ヘンデルの名曲を様々な編成でおとどけします。
ゲストは、当シリーズではすでにお馴染みになったチェリスト山本徹さん、バリトンの加耒徹さん、そしてシリーズ初登場となるバロック・トランペット奏者の斎藤秀範さんです。
(作曲家も3人、ゲストも3人なので、演奏会タイトルの「三本柱」を思いつきました!)
今回の古楽シリーズの見どころはなんといっても今回初登場となるバロック・トランペットではないでしょうか。演奏は2年前に福岡古楽祭で素晴らしいソロを聴かせて下さった斎藤秀範さんです。
この楽器の魅力は、アンサンブル全体の響きに溶け込む「一体感」にあると思っています。
是非、会場でガット弦を張った弦楽アンサンブルとの調和の取れた響きを体感して頂ければ幸いです。
また今回はお気に入りの作品であるチェンバロソロを演奏させて頂けることも個人的に大きな楽しみとなっております。煌びやかかつ、歌心に溢れたヘンデルの魅力を感じで頂ければと思います。
皆様のご来場、心よりお待ちしております!!
コンセール・エクラタン福岡 第28回主催公演古楽シリーズ Vol.15
バロックの呼吸!ドイツ生まれの三本柱〜テレマン、バッハ、ヘンデルの軌跡〜
日時・会場
[久留米公演]2021年4月9日(金) 開演19:00石橋文化センター 共同ホール
[福岡公演] 2021年4月10日(土) 開演15:00あいれふホール
※開演30分前より『古楽器解説コーナー』を行います。
※開演5分前よりプレトークを行います。
※エクラタン年間サポーター会員様は開場10分前よりご入場いただけます。
プログラム
☆G.P.テレマン
トランペットと弦楽のためのソナタ ニ長調 TWV 44:D1
ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV 51:G9
カンタータ “全世界よ、主に向かって歓呼せよ” TWV 7:20
☆J.S.バッハ
「クリスマス・オラトリオ」BWV 248より “偉大な主、強い王よ”
カンタータ 第156番より”アリオーソ”
☆G.F.ヘンデル
組曲 イ長調 HWV 426(チェンバロ独奏)
「メサイア」HWV 56より “トランペットが鳴り響き”
歌劇「リナルド」HWV 7aより“来てくれ、愛しい人よ“
歌劇「リナルド」HWV 7aより“復讐の女神の蛇たちが音を立て“