大坪 由香 / OOTSUBO Yuka (リコーダー)
8歳より故・麻生純氏にリコーダーの指導を受ける。福岡県立修猷館高校、桐朋学園大学古楽器科(リコーダー専攻)卒業。同大学研究科修了。オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽科をサーティフィケートを得て修了後、アムステルダム古楽アカデミーにて学ぶ。リコーダーを花岡和生、R.カンジ、J. v.ヴィンガーデン、H. テル・スケヘットの各氏に師事。またH.M.リンデ、深井哲男、W.v.ハウヴェ、H.M.クナイス、K.ブッケ、M.フェルブリュッヘン、D.ブリュッヘン、C.シュタインマンの各氏にレッスンを受ける。現在福岡を拠点に、各地でリコーダーによるソロ・室内楽の演奏、及び教授活動を行っている。
11年にわたり音楽監督を務めた「西南リコーダー・フェスティヴァル」ではプレイングディレクターとして、オランダからのリコーダー奏者の招聘・共演、声楽を伴う宗教曲や各種旋律楽器との室内協奏曲のプロジェクト、リコーダーのための現代曲の新作初演やリコーダーをめぐるショートドキュメンタリーの上映など、毎回様々なプログラムを企画し好評を得た。ホールコンサートのみならず、各地の小・中学校/美術館や博物館等の公共施設/医療・保健施設での演奏会、 各種クラブやサロンでのレクチャー・コンサート、学会や企業のイヴェント等での特別演奏も行う。
これまで ゆふいん音楽祭、おぐに古楽音楽祭、ロカルノ(スイス)”管楽器コンサートシリーズ”、福岡古楽音楽祭、響ホール室内合奏団「響のバロック」公演、新・福岡古楽音楽祭 等に出演。福岡教育大学非常勤講師の他、福岡市教職員研修講座、福岡県教委嘱託(免許更新講座・器楽)、アクロス福岡「古楽器展」セミナー、福岡女学院「バッハ音楽会」リコーダーステージ特別指導(大学生対象)、NHK文化センター(福岡)の各講師、及び中学校リコーダーコンテスト審査員(福岡・熊本・鹿児島)等を務める。
2006~2007年、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員(オランダ・ユトレヒト)。
2006~2016年「西南リコーダー・フェスティヴァル」、2017年~FORDs/福岡オープンリコーダーデイズ(旧・リコーダー・フェスティヴァル in 西南)音楽監督。フラウタ・デ・ピコ主宰。
福岡市在住。